11月7日(土)に行われた高専カンファレンス2009秋 in 東京に行ってきた。
今回もスタッフとして参加で、前回より準備するものは多かったけど、いつになく楽しいものになったと思う。
開催2日まえに会場の産業技術高専荒川キャンパスがインフルエンザで学校閉鎖というアクシデントあって、懇親会が中止になってしまったのが残念だったな。。
まあ、スタッフとしての苦労話を書いても仕方がないので、一参加者としての感想をすこし。

基調講演:超小型人工衛星 KKS-1 『輝汐』の開発について(仮題)

会場となった都立航空高専の学生さんたちが打ち上げた人工衛星のお話。
いろんな課題にめげずに立ち向かっていく姿がとても印象に残った。
画像ファイルが100kB以上あるのに、8kのメモリで処理をするとか、ソフトウェアに関わる者としては共感する部分もあった。

特別講演:研究者への道のり - 新規人工塩基対の創製

DNAを構成する塩基を人工的に作りだそうというお話。
難しいDNAの話というよりも、研究者としてどんな人生を歩んできたかがとても興味深かった。
30代後半になってから若い学生に混じって海外留学したり、論文審査で同様の研究をしている審査員からきついだめだしを食らっても、さらに研究してよりよい論文に仕上げるなど、学ぶ姿勢というか研究に対する熱意がすごく感じ取れた。
ほかの発表もとてもとてもすばらしく書ききれないので、当日見逃した人はUstreamの録画を是非みてほしい。
http://www.ustream.tv/kosenconf
高専カンファレンス行くといつも心の奥底を刺激される。なんだろうな。
そろそろまた、ほかの人を刺激する番にまわるころかいね。

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